こんにちは。
ブロックチェーンってよく聞くけど、なにそれ?って思いますよね。しかもセットで仮想通貨とかビットコインが出てくるのでより一層怪しさ満点ですよね。
今後は仮想通貨の時代だっ!と怪しい話に引っかからないようにしたいですし、
仮想通貨の話をされた時にぼーと聞いて話を合わせて流されないようにしたいですよね。
自分が気づかないうちに周りがドンドン変化して自分が取り残されて損するのも嫌だなと思い、ブロックチェーンについての本を読んでみました。
本当に簡単にまとめましたので参考にして頂ければ幸いです。
何故かおまけの方が内容濃くなってしまいましたw
ブロックチェーンとは:
①中央機関(銀行、大企業、清算機関、政府など)からの信用・格付に代わりうるもの
例:知識への信頼性 16世紀ギルドの中央集権化。知識を独占。
→活版印刷によって知識が解放された。
現在の状況は知識が信用・格付けに置き換わり、ブロックチェーンによって
同様に中央集権から解放されるのでは。
→したがって、ユーザー間で取引・価値・資産を移動させることができる。
中央に依らず分散化させることでシステム障害へバックアップを瞬時に対応できる。
仲介機関も介さないため、仲介機関への手数料を省きユーザーへのメリットもある。
②信用を暗号化された証拠(取引記録)へと形をかえるもの
③技術面からいえば、参加者が自由に閲覧可能な分散型台帳を保持するデータベース
④ソフトウェア・エンジニアリング+暗号化技術+ゲーム理論
⑤ブロックチェーンの技術を土台に初めて作られた仮想通貨がビットコイン
おまけ:ブロックチェーン及びビットコインの考案者はサトシ・ナカモト(正体不明)
2008年サトシ・ナカモト名義で暗号学のメールリストにブロックチェーンとビットコインに関する論文を発表。翌年2009年にビットコインのオープンソフトウェアを公開。
ブロックチェーンの初めてのブロック(ジェネシスブロック)を生成した際に、リーマンショック後の英政府による銀行への財政援助を報じたトップ記事の見出しが書き込まれていた。この引用をナカモトからのメッセージと捉え、中央機関から解放された自由な通貨作成を目的としていたのではという意見もある。(1) P74-79
おまけ②:ビットコインやイーサムリアとFacebookのリブラとの大きな違いは何?
ブロックチェーン技術を使うという点では同じ。従来の情報一元管理体制ではなく、分散型台帳技術を用いることで取引の低コスト化を図ることができる。
一方、ビットコインが投資(投機?)対象として売買されており、現状価格変動率が大きいのに対して、リブラは安定して信用のある中央銀行が発行する通貨や公債など、価格の変動率の低い資産を組み合わせて、安定した流動資産を裏付けることで価格変動率を小さくすることを目的としている。
そのため、投資対象ではなく、既存の法定通貨と同じように使えるグローバル通貨を目的としている。
つまり、ビットコインは通貨の価値を信じる人同士の重需要と供給で変動し、リブラは中央機関が価値を保障する債券や通貨を裏付けとして発行することで価値の変動を抑えているということか。
参考文献:
「ビジネスブロックチェーン ビットコイン、Fintechを生み出す技術革命」
著者:ウィリアム・ムーゲイヤー 発行 日経BP社
「ブロックチェーンの衝撃」
著者:ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会
発行 日経BP社
「ブロックチェーンの未来」
発行者 金子豊 発行所 日本経済新聞出版社
「libraリブラの正体 」
著者:リブラ研究会 発行所 日本経済新聞出版社