こんにちは。
いまだ個別株に対するそこはかとない恐怖心で、株購入したことがない者です。
そんな初心者は、著名な方の書籍を読んで勉強している次第でございます。
早速ですが、下記の書籍を参考に投資に関する勉強をしてみました。
「株で富を稼ぐバフェットの法則」ロバート・G・ハグストローム著
バフェットが優秀な運用成績を上げるために行っているルールがまとめてあり、
以下の12の原則を重要視しているとのことです。
全くの素人ですが、この12原則に個別株をあてはめて、情報を整理してみました。
※例で出した株は興味がある株ではありますが、購入した訳ではありません。
結論から言いますと、四季報やら決算書を読み解く時間がかかった割には、12の原則全てにに答えることはできませんでした。知識や経験不足、また開示されている情報のみでは12の原則全てに答えることは難しいということが分かりました。
開示されている情報を整理し、良い銘柄ではと判断したものは自分の足で生の情報を集めることが大事ということなんですかね。。。
<事業>
①シンプルで理解できる事業か
②安定した事業実績があるか
③長期的に明るい見通しがあるか
<経営>
④経営者は合理的か
⑤株主に率直の話せる経営者か
⑥組織の習性に屈しない経営者か
<財務>
⑦(〇)自己資本利益UP (×)利益/1株
⑧オーナー利益を考えているか
⑨利益率の高い企業を探しているか
⑩1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上あがるように心掛けているか
<事業価値>
⑪事業の価値はどれくらいか
価値=ネットキャッシュフローを適切な利率で割引して算出される。
※債券の評価と似ている
⑫その事業を価値よりはるかに安い金額で買収することはできるか
試しに下記の銘柄で検討してみました。
⑴あんしん保証(株)
7183 東証マザーズ
※ちなみに機関保証に興味を持った理由は、最近借りた部屋の契約時に、
連帯保証人制度が現在は使われることが少なくなったと聞いたからです。
<事業>
①シンプルで理解できる事業か
連帯保証人制度に代わる機関保証を提供する事業
②安定した事業実績があるか
売上、利益は右型上がりで成長。コロナ禍でも利益増。
住居の賃貸制度が継続する限り保証事業も継続するはず。
カード会社との提携。
8000億分の80億(家賃支払い)賃貸業界の1%のシェア?
(2015年時点 マザーズ上場に社長インタビュー)
③長期的に明るい見通しがあるか
家主、保証人、借主全員にとってマイナスになる連帯保証人制度を用いない傾向にある。今後も機関保証に切り替わっていく見通し。
持ち家→賃貸への割合は今後も増加予定。高齢者や外国人など借りづらい層には機関保証がより重要になる。
ただし機関保証の市場規模は調査不足。
<経営>
④経営者は合理的か
下記の取り組みからは合理的と思える。
事前立替型保証のパイオニアである
一般的な機関保証会社は、家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う"滞納報告型"の保証を販売しています。しかし賃貸業を行う大家さんにしてみれば、後日家賃が振り込まれても、タイムラグが発生し、ローンの支払いが滞ったり、自己資金の持出しが発生する場合があります。そんなことが起こらないよう、当社では家賃の支払期日の前に全額立替えて支払いを行っているのです。
⑤株主に率直に話せる経営者か
不明
⑥組織の習性に屈しない経営者か
不明
<財務>
⑦(〇)自己資本利益UP (×)利益/1株
自己資本比率48.0%(単20.3)
<同業他社>
7187ジェイリース: 8.3%(単20.3)
7191イントラスト: 71.4%(単20.3)
7196 Casa: 52.1%(単20.3)
⑧オーナー利益を考えているか
不明
⑨利益率の高い企業を探しているか
ROE:13.0%、ROA5.9%(単20.3)
<同業他社>
7187ジェイリース: ROE:3.8%、ROA0.3%(単20.3)
7191イントラスト: ROE:22.0%、ROA14.5%(単20.3)
7196 Casa: ROE:14.4%、ROA7.3%(単20.3)
⑩1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上あがるように心掛けているか
<事業価値>
⑪事業の価値はどれくらいか
価値=ネットキャッシュフローを適切な利率で割引して算出される。
※債券の評価と似ている
不明
⑫その事業を価値よりはるかに安い金額で買収することはできるか
⇒株価308円 (20200911現在)
同業他社比較:
7187ジェイリース: 株価569円 (20200911現在)
7191イントラスト: 株価865円 (20200911現在)
7196 Casa: 株価1192円 (20200911現在)